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テレビ討論 in バーミンガム大学ほか

今日は授業だったのですが、昼休み、ランチを買いに学内に行ったら、人がやたらといて、テレビ中継車もずらっと並んでいて、何かと思っていたのですが、間近に迫ったイギリス総選挙のテレビ討論会でした。夕方のBBCニュースで見たのですが、選挙前の最後の公開討論で、3党の党首本人が来て、Aston Webbというメインビルディングにあるホール(壮麗なので見る価値あります)でやってました。大学の建物がテレビに出ているのは何となくうれしいです。

ブラウン首相は、昨日失言しまして(今日の討論でも認めていましたが)失言って誰でもするんだなあと私は感心しました、ちょっと。しかし労働党の幹部は気絶するほどのショックでしょうね、選挙直前の党首の失言は。

ちなみに先日、かの有名なBNPの選挙ビラが戸口に入っていました。BNPは British National Partyの略で、イギリスの民族主義、極右政党です。ビラのタイトルはPutting British People Firstで、ビラによると公約は主に3つ、イギリス軍を中東から引き上げること、移民を受け入れないこと、年金を増額すること、です。さすがにビラだけあって、そこそこに口当たりのいいことを書いてあるなあと思いました。ただ、年金増額の財源は、存在しない気候変動の為にインドや中国に払っている金を当てるべきだ、というのは。気候変動を「存在しない」と断定している辺りがすごいと思います。
支援者のメッセージでは、「もう難民を見るのも彼らが列の先頭に送られる(優先される)のを見るのもウンザリだ。長い間きちんと税金を払ってきたような人々を最優先にすべきた」「BNPは私たちをEUから脱退させてくれる」「イギリス人の職を守れ」など、ある意味本音があふれています。どこの国民でも、自分達は優れた民族だと自信をもち、経済も発展し、他国や他民族や難民はシャットアウトして同じ言語と文化を持つ仲間うちだけで豊かに暮らたら、そりゃ幸せでしょう。それができないからみんな苦労してるんですが。
特に、「私たちは私たちのアイデンティティと伝統を大切にすべきで、それをポリティカル・コレクトネス(表現に性別・宗教・人種差別を含まない、偏見のない表現)に埋もれさせるべきではない」は美辞で飾ってありますが、本音だなあと思うんです。アメリカに長い友人が、アメリカはポリティカル・コレクトネスにうるさいけど、「内心では思いっきり差別しているやつもいるくせに、表現だけ取り繕ってうるさく言う」という批判もあると言っていました。表現を取り繕わなければならず、大なり小なり差別的であっても自分の本音を言えないストレスが、このメッセージから感じられるんですよね。でも、たとえクラスの隣の席の子が大嫌いであっても、「あの子大嫌い」と口に出して言わなくなるのがオトナになることだと思うんですけどね。20歳以上のオトナで嫌いなのが隣の子ではなく上司や同僚だった場合は、居酒屋に行ってクダを巻くという解決方法もありますが。

この党は党員資格をイギリス出身の白人としたことで法に違反し、改正すると言ったがまだ直していないとか何とか、そういう点でもモメている団体です。でもさすがに資料請求の欄には「白人の方だけお問い合わせ下さい」とは書いてませんでした。(あたりまえ)でも、どう見てもイギリス人の名前ではない私が請求したらどうなるのだろう。

ビラには、「よければこのチラシを窓に掲示してください。(ポスターが必要な場合はお送りします)」と書いてありました。そんな危険なことできるかい。
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2009年からバーミンガム大学大学院に留学をはじめました。これからバーミンガム大学を目指す方・40歳を超えて留学しようという方のために、おぼえがき的に少し残しておこうと思います。

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