スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

論文出してきました

昨日、ともあれ提出してきました。でも嬉しくありません。自分的に満足いくものでなかったのと、あと、修士論文のレベルに達しているのかがよくわからないからです。(スーパーバイザーは一応見ている)まあ、それも承知で遊び?などを優先したので、仕方がない結果なのですが。私は実は修士論文3本目なのですが、いつまでたってもダメですねえ。

これから書く方のために、私が失敗したと思っている点など。
1 データの不足
スクールによると思うのですが、たぶんイギリスの全体の傾向として一次データ(プライマリデータ)を重視します。インタビュー・アンケートなどです。ちょっと驚いたのは、政府の公表資料もあんまり歓迎されないようです。何でか聞いたのですが、基本的に都合のいい数字・データ等を出してくるので、データにすでにバイアスがかかっている危険性があるから、だそうです。でもですね、前の論文で社会調査をやった経験から言うと、質問表つくったのが私のようなド・シロウトだった場合、そーゆーデータはプライマリだからいいかっつーと、、、、

私は前回の論文の調査では、仕事しながらだったのもありますが、結局質問表を作るのに2ヶ月くらいかかりました。既存調査とか、尺度を調べて適当な質問を捜すだけでも結構時間かかるのです。最終的には半分の質問は既存調査から丸パクリしたにも関わらず。加えて調査自体は、調査をした組織の方が質問表の配布・回収までやってくださったという超・超・恵まれた環境にいながらも、最終的には4ヶ月くらいを要しました。

なので、ウチみたいに7月まで授業とエッセイがあったりすると、まあ、どだい無理なのではあります。(人のせい)もちろん、4月くらいに指導教授は決まるのですが、こちらは基本的に放任主義だし、やっぱり目の前のエッセイばかりやっちゃうんですよね。

で、結局データをもらおうとした所(ウチの役所)にはいやがられまして、あんまりデータがとれなかったという、、、わかります、だって忙しいのに、そんな見たこともない奴の道楽(論文)に時間取りたくないのは。指導教授の話だと、イギリスの組織の方がもっとオープンなので、インタビューなどは十分可能だと思う、とのことでした。実際やった人のブログなども見ますしね。でも私は日本の組織の分析をしたかったので、しょーがないですね。日本について書くか、イギリスについて書くかはかなり決定的な問題だと今は思います。日本について書き、1次データを重視するスクールでマジメにやるなら一時帰国も視野に入れなければならないと思うので、私は実質1ヶ月ちょいしかないのに日本について書くことにした時点でそもそも限界があったのかもしれません。(人のせい)

2 時間の不足
私は一日(3、4時間)に書ける量は600ワードくらいです。単純計算で、12,000字の論文書くには一日も欠かさずやって20日かかります。物理的にも結構たいへんなのでみなさんはご注意ください。あと、実は大胆にも提出日に構成をまた直しました。なので時間切れになって、結論部分は慌てて書いたし、見直ししたところは反映できなかったし(完全に無意味)。みなさんは注意してください。まあ、当日に構成直す人はいないと思いますが。論文は30ページ以上になるので、読み直しもけっこう時間かかりますので要注意です。

なんかブログ見てると、みなさん用意周到で、プライマリデータもきちんと計画的に取り、プルーフもきちんと出して(私も一応出しましたが)という記事が多いのですが、こーゆー人間もいます。

で、結局指導教授のアドバイスもあって、「パイロットリサーチ」というスタンスで書きました。要は、「今回はデータがアレなので結論は出せないが、こういうものが見出されたので、今後のリサーチの価値や可能性がある」というオチの論文です。教授の話だと、ほとんどの論文はこのスタンスで、リサーチとして成立しているのは20本に1本くらい(でもけっこうあるなと私は思いましたが)だそうです。

私の指導教授は非常に面白いコメントをする人で(だから一層、ダメ論文を出して申し訳ない気持ちが、、、)、私が「でもそう考えると、多くのマスターの学生が「今後のリサーチが待たれる」的なことを書き、でも卒業したらそんなリサーチはやらないから、「待たれる」論文がただ積み上がっていくのって変な感じですね」と言ったら、「それはLearning experienceだからいいんだよ。」と言いました。そういう調査や分析を自分でやってみることで学び、それを実際の仕事(INLOGOVでは公務)で生かすことが大事だと考えているとのこと。だからむしろ、そういうスキルを身に着けた人が職場でそれを生かさなかったり、職場が活用しなかったりする方がむしろとてもイヤだ、と言ってました。

うーんそういうこと考えると、マスター論文のクオリティには限界があるんだから、むしろイギリスでインタビューと言う得がたい経験をするために、イギリスについて書いた方がよかったか?とも思うのですが、自分の興味と若干違ったのが難点で。基本的に自分の興味に従ってテーマを選ぶので、なかなかそういう合理的な思考は働かないのです。まあ、今更なのですが。あと、プライマリデータを重視するのも、クオリティの問題と言うより、それを集めたり分析する経験をしたり、データに関する考え方などを学ぶのが重要という教育方針なのかもしれません。

そういうことを考えていると、私の論文はデータのクオリティと結果の部分の十分な分析、が決定的に欠落しているので、こりゃー再提出かもしれませんねえ。その頃は帰国していますが、そうしたらまた頑張ります。

追記
ちなみに参考文献の数は、以前の指導教授が、マスター論文なら50くらい欲しいねえ、と言ってました。みなさんはそれくらい頑張ってください。私のは秘密です。
スポンサーサイト

テーマ : 留学生活
ジャンル : 海外情報

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

lc630

Author:lc630
2009年からバーミンガム大学大学院に留学をはじめました。これからバーミンガム大学を目指す方・40歳を超えて留学しようという方のために、おぼえがき的に少し残しておこうと思います。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。