スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

エッセイの不正

今日、帰ってきたら戸口に封書が来ていて、手書きの宛名で差出人がなく、しかも明らかにイギリス人の字でした。「心当たりないけどな」と思って何げに開けたら「アナタのエッセイですが、2次採点者が下記のWebsiteの完全な翻訳であることを見つけました。」という書き出し。
「ええええっ!そんなことはやってませんが、、、」と思って宛名をよく見たら、私あてじゃありませんでした。ああびっくりした。ホントの受取人はこの近くのフラットの住人の女の子でした。
もう開けてしまったのでついでに読んでしまいましたが、要はエッセイがあるWebsiteのフランス語の記事か論文の単なる翻訳で、自作の部分(your original work)が一切入っていないし、引用したと思われる部分もレファレンスに入っているけど、引用が明記されていない、という指摘です。そのエッセイは0点、ちゃんと自作して再提出することは可能だけれど、40点が最高点となります(50点以上が一切問題のないパスで、40点の場合、今後の成績によっては総合点などで卒業資格の条件にひっかかる可能性が出てきます)とのこと。まあ当然ですね。それで普通に50点以上も取れるんだったらマジメに出した学生がバカみたいですし。

フランス語の記事を翻訳しても先生にバレるんだなあ、と思って学部を見たら、フランス語学科でした。そりゃあバレるだろうさ。
オンラインでオーダーできるエッセイ代筆業者も普通にいることだし、まあズル(Cheating)はあるんだろうなと思っていましたが、やっぱりやる奴もいるんだなあ、そして全てではないでしょうが、ちゃんと検知されるんだなあ、とちょっと感心。ちなみに手紙は、開けてしまったので寮のレセプションに渡してきました。

エッセイ書くのって、しんどいですけど面白いですよ、けっこう。一部大学院のように毎週2本とか量産を強いられない限り。構成を考えたり、文献を飛ばし読みしたり、また考えたり、遅々として増えない文字数に不安になったり、文章を飾ってみたり、意味不明になって再度直したり、考え直してまた構成をいじったり、追加文献を探してさっぱり見つからなかったり。あんまり楽しそうに聞こえませんか。
エッセイの課題(質問)にも良問とそうでもないのがありまして、良問はいろいろと学生に考えさせるんですよ。そして、それを通じて勉強させるわけです。以前にも書きましたが、授業だけでなく、エッセイのために自分で勉強することも大学院教育で重要な部分を占めていると思います。

このズルした女子学生はとにかく大学を卒業したかったのかもしれませんが、私のようにいいオトナの場合、楽しいと思わないなら無理して勉強なんかしなくていいと思うし、趣味でやる学問でズルするのはむしろ損だと思います。まあ、私も2週続けてエッセイの締め切りがあるので、ズルして楽になりたいと思う気持ちは非常によくわかりますけど。
スポンサーサイト

テーマ : 留学生活
ジャンル : 海外情報

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

lc630

Author:lc630
2009年からバーミンガム大学大学院に留学をはじめました。これからバーミンガム大学を目指す方・40歳を超えて留学しようという方のために、おぼえがき的に少し残しておこうと思います。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。