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Public Managenemt and Governance(5)

ようやく最終日です。最終日は授業も3つ、少し早く終わるのが通例のようです。

Corporate governance2:
Internal structures
Corporate governance3:
The Enron case
Governance Challenges2:
When things go wrong-Lessons from the Stockwell Tube Station Enquiry

1,2限はRaine氏と並ぶこのモジュールのメイン教授、Skelcher教授の授業です。ちなみに課題の6論文の中に彼の論文もあるのですが、群を抜いて難解です。かなり抽象的な概念論がベースなので、英語で概念を説明されてもよくわからず。ちなみにイギリス人にとっても難解みたいです。ついでに、他の教授に聞いても「あー、彼はBig ideaの人だし、あと、ハイブリッド単語(複数の単語を組み合わせた造語)を作るのが得意なんだよねー」ってご無体な。

講義の内容は、コーポレートガバナンスとエンロンのケースの検討です。
組織内外にはいろんな関係性があります。オーナーから見たマネージャーをエージェントと考えればエージェント理論、マネージャ^も共通の目的に向かう協力者と考えればスチュワードシップ理論での分析ができますし、また、ステークホルダー、リソースへの依存度等、組織にはさまざまな側面があるわけです。
こういった中でコーポレートガバナンスを構築するにはどうしたら、という話なのですが、内部規制するにしても、取りまき的役員は悪い情報はもたらさないし、また、外部からの規制においても、例えば外部の監査会社も来年も契約がほしいがために情報操作をすることも考えられますし、それ以前に、必要な情報を外部に提供する際に既に情報操作していることも考えられます。

といった話があったところで、エンロンのケースになります。BBCの”マネー・プログラム”という番組がエンロンの特集をやっていて、45分ほどDVDを見ました。結構長い時間が見るだけなので、手抜きじゃないのかとも思うのですが、だいたいみなさん最終日で疲れているので配慮なのかもしれません。

見た後でディスカッションなのですが、基本的には、1財務の透明性の不足2監査が独立的ではなかった3利益の衝突4規制のあいまいさ5非現実的な目標設定 あたりが原因として挙がりました。BoardもExaminaion BoardではなくくSupport Clubだった、という話もありました。

最終の授業は、卒業生の論文発表でした。彼は警官なのですが、ロンドンのテロ事件直後に起こった誤射事件(テロリストと思われた人を射殺した後、そうではなかったと判明した事件)をテーマにして、事件の膨大な資料分析と詳細な時系列的分析により、なぜこの事件が起こったのか、を論じています。結論は、こういった事件の結論は一言では語れないので長く、いろいろな理由が挙げられています。私にとっては、論文の中身より、どういうものが修士論文として要求されるのかが少しわかったので興味深かったです。

どうでもいい話をひとつ。イギリスの伝説的コメディ番組、モンティ・パイソンのコントで”マネー・プログラム"が出てくるのですが、今回、本物を初めて見ました。おお、本物がちゃんとあるのだなあ(あたりまえ)。

というわけで授業は終了です。で、何と年内にはもう授業がほとんどありません。(あるのですが、他の授業と日程が一部バッティングしているので、履修することはできない)10月からの2ヶ月で授業が5日しかないのってサギじゃないのとも思いますが、これがここの方針なのでしかたありません。ただ、履修しなくても聴講はできるので、他の授業を覗いてくるつもりです。折角イギリスくんだりまで来てるんですし、意外と面白いことが見つかるかも知れないので。
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テーマ : イギリス
ジャンル : 海外情報

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lc630

Author:lc630
2009年からバーミンガム大学大学院に留学をはじめました。これからバーミンガム大学を目指す方・40歳を超えて留学しようという方のために、おぼえがき的に少し残しておこうと思います。

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